ちょっとしたコツで楽にたためる
とにかく枚数が多くかさばるのが、生地が薄い夏物の衣類です。更に薄手でやっかいなのは、しまおうとする時にグチャッと形が崩れてしまいがちな点です。
そんな面倒な夏物の衣類ですが、これを美しく、取り出しやすくたたむ方法というのは、そんなに難しくはないのです。まずは、基本の形を覚えましょう。そうすれば、ほとんどの衣類にそれが応用できるのです。
最初に両サイドを折り込んで長方形を作ります。そして高さを収納ケースに合わせて三つ折りや四つ折りにしていきます。丈の長いワンピースなら、最初にワンピースを床に広げ、スカート部分のふくらみは気にしないで、まずは直線になるように両サイドを折り込みます。
次に衿側と裾側の両側から、それぞれ4分の1地点まで折ります。これを中央でふたつにたたみます。それからフリルなどを内側に折り込んだら完成です。
同様にフリルがついたトップス類です。この場合は収納後に、他の服の出し入れで、フリルが乱れないようにするのがポイントになります。多いのは袖フリルだと思います。これは両サイドを折り込み、まずは長方形に整えます。それから収納ケースの高さに合わせ、三つ折りにします。裾にもフリルがついているなら、三つ折りにする時に、裾側から折ってフリルを内側にすると収まります。慣れれば、さほど手間ではありません。